電気材料技術懇談会

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研究会・行事

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懇談会案内

掲載日:2024年 5月 3日
会員各位
(株)ダイヘン
第330回電気材料技術懇談会『若手研究発表会』のご案内<7月12日オンライン開催>
標記の件につきましては、若⼿研究発表会はオンラインにて開催いたします。詳細を下記に記載いたしますので、万障お繰り合わせの上、ご出席下さいますようお願い申し上げます。
1. ⽇ 時︓2021年7⽉12⽇(⽉)14︓00〜17︓00
2. 開催⽅法︓ オンライン(ZOOM)
3. 参加費︓無料
4. ディスカッションリーダー︓ ⼤阪⼤学⼤学院⼯学研究科 梶井 博武 先⽣
株式会社ダイヘン 綾部 浩⼀ ⽒
5.若手研究発表会講演題目および講演者
(1) 大サイズ低風圧電線の開発
奥田 浩世(オクダ コウセイ) 氏(住友電気工業株式会社)
[セールスポイント]電柱等の支持物に加わる荷重を低減する当社の溝形低風圧電線について大サイズ導体品を開発した。本製品は、表面に溝を設けることで風速40m/sおよび28m/sの風圧荷重を低減する特徴がある。 

(2) 電界と複合層界面の方向が一致する場合の界面付近における電荷挙動測定
門脇 和丈(カドワキ カズタケ) 氏(三菱電機株式会社)
[セール スポイント]電気機器の絶縁信頼性確保にあたっては、弱点となりやすい絶縁材料界面の特性把握が重要な課題である。当社では、特に直流絶縁で重要となる空間電荷の挙動を測定する技術の開発を進めている。本発表では、これまでの検討について報告する。

(3) キャビテーションプラズマ発生に及ぼす溶液内気泡の影響
森岡 慧 (モリオカ ケイ) 氏(兵庫県立大学)
[セールスポイント]液中でのプラズマ発生による殺菌・ナノ粒子生成など様々な応用が期待されている。キャビテーション現象により液中に微小気泡を発生させ効率よくプラズマを発生させることに成功している。本発表では液中気泡とプラズマ発生との関係について報告する。

(4) Time-stretched pulseを用いた有機発光ダイオードの複素インピーダンススペクトルの高速測定
岡田 淳之 (オカダ アツシ) 氏(大阪府立大学)
[セール スポイント] 多数の周波数成分を有するtime-stretched pulseを入力信号とし、高速フーリエ変換によりインピーダンススペクトルを得ることで従来のシングルサイン測定に比べ、測定時間を1/10に短縮できることを実証した。

(5) 発光層に緑色発光InP/ZnSe/ZnSカドミウムフリー量子ドットを用いた逆構造型発光ダイオードの素子特性の検討
黄 毛蔚(ファン マオウェイ) 氏(大阪大学)
[セールスポイント]無機量子ドット蛍光材料は、印刷可能な次世代発光材料の1つとして大変注目されている。合成したコア・シェル構造InP/ZnSe/ZnSのカドミウムフリー量子ドットを用いて、色純度の高い発光ダイオード(QLED)特性を実現した。

(6) 高濃度ドープSiCショットキー障壁ダイオードにおける障壁高さの解析
原 征大 (ハラ マサヒロ) 氏(京都大学)
[セールスポイント]本研究では、金属/高濃度ドープSiC界面の高電界に着目し、その障壁高さの精密な解析手法を確立した。また、電極金属の仕事関数を変化させることで障壁高さを広範囲に制御可能であることを明らかにした。

(7) 動作荷重による導電糸人工筋肉の動作特性の変化
植山 洸希(ウエヤマ コウキ)氏(兵庫県立大学)
[セールスポイント]導電糸人工筋肉は通電加熱により収縮する。この筋肉は銀メッキナイロン糸をコイリングして作製する。本研究では導電糸人工筋肉について、収縮率などの動作特性の動作荷重による変化を実験的に検討した。

(8) フタロシアニン誘導体分子配向薄膜の塗布製膜における結晶多形制御
西本 江里(ニシモト エリ) 氏(大阪大学)
[セール スポイント]溶液塗布プロセスを用いて有機半導体のフタロシアニン誘導体分子薄膜の作製し、結晶構造および分子配向を明らかにした。製膜時の種結晶設置により、異なる結晶多形の分子配向薄膜を選択的に作製した。

(9) 電解式脱酸素ポンプの作製
魏 旭蒙(ウェイ シュモン) 氏(大阪工業大学)
[セールスポイント]燃料電池の原理を利用して空気中の酸素を除去する装置を作製した。食品の保存に役立つことを実証する実験を行ったので報告を行う。

(10) 化学増幅型3成分レジストの溶解抑制剤開発によるレジスト特性向上
明知 慎也(アケチ シンヤ) 氏(大阪市立大学)
[セールスポイント]ベースポリマー(ノボラック樹脂)、溶解抑制剤、光酸発生剤からなる化学増幅型3成分レジストにおいて、溶解抑制剤の構造設計を行った。溶解抑制剤の分子サイズおよび分解後の酸性度を変えることにより、レジスト性能の向上を達成した。

(11) OpenCVを用いたセキュリティ素子応用に向けた液晶光学組織の分析プログラムの開発
藤原 広登(フジワラ ヒロト) 氏(近畿大学)
[セールスポイント]液晶のランダムな光学組織パターンのセキュリティ素子応用では、光学組織パターンの特徴を分析する画像処理プログラムが必要となる。本研究ではオープンソースの画像処理ライブラリであるOpenCVを用いその開発を行なっている。

(12) 有機無機ハイブリッドペロブスカイトのバーコート製膜における膜厚制御と光電変換特性
桑原 直(クワハラ ナオ)氏(大阪大学)
[セールスポイント]有機無機ハイブリッドペロブスカイトの塗布製膜において、大面積化への展開が可能なバーコート法を採用した。製膜速度と膜厚について非線形な関係性を明らかにするとともに、膜厚制御による光電変換効率の改善に成功した。

(13) パルス電圧立ち上がり時間が発泡エナメル線の部分放電開始特性に与える影響
丸山 大輝(マルヤマ ヒロキ) 氏(兵庫県立大学)
[セールスポイント]エナメル線間の部分放電を抑制するために発泡エナメル線が開発されている。発泡エナメル線のインバータサージに対する部分放電開始特性の一環として、立ち上がり時間変化時の放電電圧と放電開始時間の影響を検討した。

(14) オゾンマイクロバブル水を用いた有機物分解の解明
辻本和輝(ツジモト カズキ) 氏(大阪市立大学)
[セールスポイント]マイクロバブル (MB)は粒径が1 - 100 μmの気泡で、水中での圧壊時に酸化力の大きいOHラジカルを生成すると報告されています。本研究では、酸化力の大きい気体であるオゾンをMB水に溶解させたオゾンMB水を用いて、難分解性有機物の分解を行うことで、MBの効果を確認しました。
 
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